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おきらく農園では,たくさんの虫に出会えます。

数だと敵であるアブラムシがおそらく一番多く,葉っぱをモリモリ食べてしまうヨトウムシ,地中で根っこを食べる根切り虫(コガネムシの幼虫),そしてあちこちに巣を展開するアリ(意外と強敵!)もいますが,味方の虫も多いんです。

味方の虫の代表はやはりテントウムシです。うちの畑はナナホシテントウよりもナミテントウが多いです。黒地に赤の星を2つ持ったコ,赤地に黒い点をたくさん持ったコ,黄色みががったオレンジ色のコ,赤い三日月型の斑を持った黒い子もいます。みんなナミテントウ,心強い味方です。さらに先日はチョウセンカマキリにも出会いました。美しいクモもいます。クマバチも時々飛んでいますし,モンシロチョウもびっくりするほど多いです。(おっと!チョウは敵ですね。)

たまにハエにも出会うけど,ついに先日,トンボが遊びにきているところに出会いました。

6月29日:じゃがいもの葉に留るウスバキトンボ

都会でよく見るウスバキトンボは,おきらく農園のトマトの苗に遊びにきていて,ゴーヤの葉に留まりそうだったのですが,スイッと飛んでお向かいのじゃがいもの葉っぱに留ったところを捉えました。

なかなか格好良いですね。トンボは蚊などを食べてくれるそうです。ナイス!そういえば野菜は食べないけれど,人の血を吸う蚊も畑の敵ですね。夕方は特に蚊に囲まれてコワイ思いをします。

毎日畑に遊びに行ってしまうのは,お野菜ができているかを確認するのはもちろんなのですが,私はどちらかというと,昆虫に会いに行ってる気もします。カメラを持っていくと,たいてい新しい昆虫が遊びにきてくれる・・・そんなふうにも感じるのでした。

肝心の畑仕事はというと,パクチーの新しいタネを蒔き,トマトの苗の間の畝にベランダで10センチぐらいまで育ったポットのバジルの苗を追加し,20センチぐらいになったシソの苗を間引き,クウシンサイをカットして,脇芽を伸ばす作戦開始です。毎日元気に伸びてくる雑草を刈り取ったりもしています。あっという間に2時間くらい過ぎてしまいます。

きょうの収穫は,アイコ×4コ。間引いたシソの苗でした。美味しくいただきます。

6月24日:枝豆の葉の上のバッタ

枝豆の葉の上に小さなバッタを発見しました。ショウリョウバッタかな?

私はバッタ好きですが,どう考えても葉っぱを食べる敵なんですよね。

記念に写真撮影。サイズは7ミリぐらいです。かなり小さいですが,地味にたくさんいる模様。

さて,肝心のエダマメはどうなのかというと,葉っぱはかなり茂りました。

6月29日:枝豆の葉の中の実(未熟)

ビニルポットに入れた畑の土が重すぎて発芽せず,途中で腐ったりしながらも振るいにかけた土でようやくしっかり芽を出した苗の背丈は,近所の畑の枝豆の苗に大分追いつきました。それでもまだ実は出来ていないかな。

花が咲いたあとはカメムシが強敵になります。エダマメの汁を吸って,豆が出来なくしてしまうらしいのでこまめに見てあげたいです。

おきらく農園には,虫がたくさん遊びにきます。毎日たくさんの虫に出会えるので,小さいものを観察するのが大好きな私は大喜び!

なんだか,畑のお野菜のことを記録するための農園ブログだったはずなのに虫観察ブログになりつつあります。ま,いっか。

トマトの若い枝にアブラムシがたくさんついて汁を吸います。それはもうびっしりと,めまいがするぐらいにアブラムシは増えます。そのアブラムシを食べるナミテントウがどこからか飛んできて,タマゴを産み,ナミテントウの幼虫がたくさんいます。テントウムシの幼虫は黒地にオレンジだったり,グレーっぽいトゲトゲを持ったちょっとイカツイ奴らです。アブラムシがお尻から出す甘い汁が大好きなアリもたくさんいます。さらに,それらを狙っているカマキリにも出会いました。枝豆の苗にはハエがなぜか多いです。小さなバッタも来ていましたっけ。

そして今日,雨の降る前の畑のバジルの葉の上で金色に輝くクモに出会いました。日の光で輝いて,とても美しい蜘蛛だったので,カメラだけ近づけて,何枚か写真を撮りました。(私が畑で肉眼で見る以上に綺麗に採れる接写レンズ付きのカメラっていいですね〜)

6月28日:バジルの葉の上のクモ

6月28日:葉の裏に隠れるクモ

ネットで調べてみました。おそらく『ササグモ』です。“黄緑色〜黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
草の間を素早く徘徊し、巧みにジャンプして獲物を捕らえる。”という事です。

私が畑で見た時は光の加減で金色に光り輝いて見えました。2枚目の写真ではたしかに模様が見えますね。

ササグモさん,どうぞよろしくね!

※私のお気に入りの昆虫サイトは『昆虫エクスプローラ』というページです。http://www.insects.jp/

筋蒔きしていたスイスチャード(ふだん菜)の列が、一部分だけ倒れていました。
『これは!!!』アイツだな。敵だ。急いで周りを掘り起こします。

ヨトウムシ発見

いました、ヨトウムシ。必死に潜って逃げようとしていますが、そうはさせません。
引っ張り出して、記念撮影。

ヨトウムシと食べられたスイスチャード

こうやって、一匹ずつ、こまめに捕獲して、退治するしかないのだね。

ちなみに、ヨトウムシを退治した後のスイスチャードの畝は、ぽっかりと切り取られた感じです。 

左下が残念な感じ…

こちらもどうぞ>>ヨトウムシの駆除

6月23日:トマトの葉の裏の謎のタマゴ

トマトの葉の裏に,1センチぐらいの透明の糸の先に語末分より小さいタマゴらしきものが付いていました。(写真はかなりピンボケですが。)

10個以上群生していたので何か害虫のタマゴだろうと思って,葉っぱごと切り落としてしまったのですが,調べてみるとクサカゲロウのタマゴではないだろうか?という事が分かってきました。

育てているトマトの苗にはアブラムシがたくさんついています。アブラムシが出す甘い汁を目的に,アリがたくさん集まります。そのアリを食べるのが,かげろうのこども“アリ地獄”・・・という食物連鎖の一部を崩してしまったことを少々後悔しました。(さらに調べてみると,クサカゲロウ(ヤマトクサカゲロウ?)はアブラムシを食べるようです。“アリマキジゴク”と呼ばれているとか)

わたしったら,ナミテントウのタマゴを見つけた時もビックリして捨てちゃったんですよね。(ナミテントウは背中に艶があって,黒地に赤や,赤地に黒の星がたくさんある益虫(味方)のテントウムシです。アブラムシが大好物!)

最初はかならず益虫になるタマゴを捨ててしまうらしいです・・・

クサカゲロウ

(wikipediaより“花粉や アブラムシの甘露を主食とするが、カイガラムシアブラムシを食べる種もいる。”)

ゴーヤの苗にて,新たな味方の虫(益虫)に出会いました。感激です。

どこにいるか,わかるかな?

2010年6月23日:ゴーヤ(にがにがくん)

わかります?下のほうの大きな葉の上に小さな勇者の姿。

6月23日:ゴーヤの葉の上のカマキリ

そう,カマキリです。(わたし,実はカマキリが大好きなのです。だって,スリムでカッコいいから!)

思わず何枚も写真を撮ってしまいました。カマキリは肉食で,どんな昆虫でもあの鋭い2本の腕を使ってキャッチする強者。今まで応援してきたテントウムシの存在を脅かす存在でもあるのですが,こんなに小さい頃のカマキリに出会えるなんて,感激です。今日出会ったカマキリは30ミリから40ミリぐらいでしたが,大きく育てば70ミリを超えます。がんばれ,カマキリ。そしてテントウムシたちも。

逆さま姿もキマってる。

ゴーヤの葉の上のカマキリ

おきらく農園,主役は野菜だって事を忘れた一瞬でした。ゴーヤはモリモリ育ってます。写真に写っていませんが,10センチを超えて育っている実もあります。日々の天気に野菜と虫との出会い・・・。本当に素敵です。

テントウムシは益虫,というシーンをついに捉えましたのでどうぞご覧ください。

トマトの苗(イエローアイコ)をパトロール中のテント虫の幼虫。

6月23日:アブラムシを捕らえたテントウムシの幼虫

このテントウムシの幼虫はかなり大きくて,12,3ミリありました。トマトの苗を遠くから見ていても目立ちます。そろそろ成虫になるんじゃないかな。無事にてんとう虫になれる事を祈ります。

4月から始まったおきらく農園での3ヶ月間分のテントウムシの写真を集めてみました。

今思えば一番最初に見つけたナスの葉の裏の黄色い卵,あれはテントウムシの卵だったのでしょうね・・・。(見つけた時,悲鳴を上げた私)

5月8日:ナスの葉の裏に産み付けられた卵

どうしてうちの畑にはナナホシテントウがいなんだろう,と不思議だった頃に撮ったナミテントウの写真。(この頃はまだ敵だと思ってます)

6月2日のテントウムシ写真

この頃,幼虫は味方だと分かっていましたがオトナになった姿の成虫を見つけては『ああ,ナナホシテントウじゃないや』と残念がっていました。

6月12日;じゃがいもの葉の上の幼虫

6月12日:ナスの葉の上の幼虫

6月13日:トマトの葉の上のテントウムシ

ネットで何度も調べて『どうやらフタツボシテントウだと思っていたテントウムシは,ナミテントウという名で,アブラムシを食べる益虫らしい』と,やっと分かってきたのが約一週間前です。

6月15日;じゃがいもの葉の上のテントウムシのサナギ

6月21日:成虫になったナミテントウ

6月15日:ピーマンの葉の裏のナミテントウのカップル

畑にいるてんとう虫たちを観察し続け,さらにネットで調べて,やっと分かりました。勘違いしていてごめんね。

6月21日:元気に育つ幼虫

ベランダで育ったテントウムシの幼虫を,数日かけて畑にお引っ越しさせました。幼虫が増えすぎたのか,ベランダのアブラムシがいなくなってしまったのです。
おきらく農園のトマトの苗にはまだまだアブラムシがたくさんついてます。トマトが実になる手前の花の根元の細い茎はきっとやわらかくて美味しいのでしょう。淡い緑のアブラムシがたっぷり。たくさん食べて大きくなるんだよ〜

これからもおきらく農園では,味方のテントウムシたち(ナナホシテントウ,ナミテントウetc.)を応援いたします☆

ベランダのテントウムシの幼虫写真です。

6月19日:うまい菜の上の幼虫

ふだんは携帯電話で写真を撮っているのですが,観賞用のクローバーの鉢植えに混ざっているカタバミの上にも大きく育ったテントウムシの幼虫がいたので,接写出きるデジカメを持ちだしてきて,撮ってみました。

6月19日:カタバミの葉の上の幼虫

接写すると分かるのですが,どうにも悪役っぽいこの幼虫。黒地にオレンジのカラーリングは葉の上でとても目立ちます。でも,彼らは味方です!

現在12ミリぐらいの堂々としたサイズまで育ってます。そろそろサナギになるんじゃないかな。

みんな無事に成虫になってもらいたいので,狭いベランダのクローまーの鉢植えでアブラムシが不足したら,おきらく農園にお引っ越しさせようと考えてます。

ナスやトマト,ピーマンを収穫しているのにテントウムシのことばかり気になっていた一週間でした。

おきらく農園では見つけたテントウムシはほぼ放置しています。

艶のないテントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)は敵ですが,ほとんど見かけません。

何度か書きましたが,私は子どものころからなぜだか『ナナホシテントウ以外は害虫』と勘違いしていました。『黒地に赤い星を持つフタホシテントウは葉っぱを食べる』と,信じていたのです。

しかし,私がフタホシテントウだと思っていたテントウムシは実はナミテントウで,彼らは模様の種類が多い,アブラムシを食べてくれる味方だったのでした。黒地に赤い星が2つのものも,赤地に黒い点が多いものも,ナミテントウです。

みんな味方!

ゴーヤのネットに産卵するナミテントウ

トマトの葉の裏で休憩するナミテントウ

じゃがいもの葉の上で脱皮するナミテントウ

畑でお会いするかたがたも,フタホシテントウは害虫だと思っている人が多いようです。(投稿をさかのぼると分かるのですが,私も数週間前まではそう思っていました!)しかし,彼らは味方です。畑でテントウムシを見かけたら,よ〜く観察してみてください。アブラムシを上手にキャッチして食べてます。

大抵のテントウムシは,アブラムシを食べてくれる心強い味方なのです♪

どんなにアブラムシが多くても,テントウムシがいてくれれば安心ですね。

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市民農園を2010年4月よりゲット。4m x 3mのちっちゃな畑ですが、おきらくにお野菜を作っていく様子を、記録できればと思います。

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