» 2010 » 6月のブログ記事
写真は,おきらく農園のミニトマト『アイコ』の葉の上を警備中のナナホシテントウと(おそらくナミテントウの)幼虫です。
みんな,どうもありがとう!
私,最近までナナホシテントウ以外のたくさん星のあるテントウムシや,2つ星のある黒っぽいテントウムシは葉っぱを食べちゃうテントウムシだと勘違いしていました。(過去の記録にもそう書いてありますね・・・汗)
写真はナナホシテントウですが,2つの星のテントウムシも,たくさん星の有るテントウムシも,ナミテントウというアブラムシが大好物の益虫テントウムシだったのです。
というのは今週トマトの枝葉にテントウムシの幼虫がたくさん歩き回っていて,自宅に連れて帰って観察したり,ネットで調べてみた結果,彼らはナナホシテントウの幼虫ではないけれど,ナミテントウノ幼虫だろう,という結論が出たのです。。しかもナミテントウの甲羅模様は大変多岐にわたります。
テントウムシダマシ=ニジュウヤホシテントウだということもなんとなぁ〜く分かってきました。彼らは艶がない薄いテントウムシカラーなので,分かりやすいのです。かといってナミテントウも薄いカラーの子がいるので,艶があるかないかで判断。
おきらく農園に飛び交っているテントウムシはほぼ益虫(つまり見方!)のテントウムシでした。
それほどにトマトの苗にはアブラムシだらけだったのですねぇ。
本日確認したところによると,ミニトマトの枝には全部幼虫がいました。トウガラシにも各一匹ずつ出張警備に来ていて感激。茄子の葉の上にも幼虫を引っ越しさせたりしているので,一安心です。(そうです,私は今週ずうっとテントウムシの幼虫を観察していたのです。そしてミニトマトの枝から数匹を別の苗にお引っ越しさせたりしていました。細かい作業が大好きです☆)
伏見甘長(甘トウガラシ)の葉の上にも,でっかく育ったナミテントウ(?)の幼虫を発見。
トウガラシの葉の上にも幼虫を発見!
うーん,心強い。
私はトウガラシにはお引っ越しさせていないので,自分で移動したんでしょうね。ごくろうさまです!
おきらく農園が目指している『できるだけ,農薬を使わないお野菜』作りをサポートしてくれるありがたい存在,テント虫でした。これからもよろしくね!
おきらく農園には今年,キュウリがありません。
苗は試したのですが,お店でも良い葉っぱの苗がなくて,それでもキュウリを植えたかった私は無理やり苗を選んで植えました。今思えば,最初から病気っぽかった気がします。結局キュウリは根付きませんでした。オオツマグロヨコバイに液を吸われまくり,さらに葉が黄色くなったり,下のほうの葉が溶けたりして最後にポキッと折れてしまったのです。
そして,先日ほぼ同じ場所にゴーヤを植えました。(ベランダでタネから育てたものです)
そのゴーヤが,どうやら(キュウリと)同じ状態になっているようです。葉が黄色いのです。
そのお隣のゴーヤの苗も,すこし調子が悪そう。しかし,その隣にある苗で購入したゴーヤはそれなりに成長しています。さらにその隣の離れたゴーヤの葉の色は濃いみどり色で,最後に植えたというのにとても元気なのです。
もしかして,土にキュウリの病気が残っていたのかしら,と心配しております。
キュウリもゴーヤも同じウリ科の植物なので,もうちょっと状態を観察しようと思います。
朗報です。
ナス(飛天長)に実がつき始めていました。おきらく農園ではトマトの成長ばかり目立っていましたが,ここに来て暖かくなったからでしょうか。ピーマンと共にかなり成長しています。なんといっても,旦那さんが大好きなナスですよ☆わぁい!
しかし,若い葉の裏にはみどりのアブラムシがびっしり。ぎゃぁ。
というわけで,てんとう虫の幼虫を一匹,トマトからスカウトしてお引っ越しさせました。(ナナホシテントウの幼虫だと信じています)どうぞよろしく。
え?私が捕ればいいって?・・・たしかにそうですねぇ。
(その後の観察でその幼虫はナナホシテントウだということが確認できましたが,どうやら足の長い薄緑色のタイプは逃げ足が速くて捕まえられないようです。茶色いアブラムシは瞬殺されていました。肉食の甲虫,ナナホシテントウ。。。)
世の中には2種類の虫がいる。敵!になる虫と味方!になる虫とだ。
敵の代表、ヨトウムシと遭遇しました。倒れて「くったり」している葉っぱの下を掘ってみたら、出てきました。分かりやすいな、キミ…
ヨトウムシは、ヨトウガの幼虫です。
孵化した幼虫は葉裏に群生して食害し、食害を受けた葉は表皮のみが残る。3齢頃になると個体ごとに分散し、日中は土中や株の地際に潜み、夜間に活動する。6月下旬に幼虫は6齢まで生育し、葉に穴を開けながら暴食する。この齢の幼虫の食害が90%程度を占める。その後、地中にもぐって蛹化、夏眠する。ただし、冷涼な地域では、断続的に幼虫が発生する。9月~10月に羽化し、10月~11月に幼虫が発生する。その後、地中で蛹化、越冬する。
ひーって感じのスペックだね~
掘り出した途端、土に潜って逃げようとするあたり、なかなか強敵ぶりを発揮。
ヨトウムシ(敵)を駆除するには、がんばって一匹づつキャッチする以外にありませんな。
目標は、完全無農薬なので。
↓全身アップも見てみる?
追記>>2匹目はこちら
バジルとミニトマトイエローアイコの間で,アブラムシにもヨトウムシにもめげずに育ったレタスを収穫。
他のうねのレタスはことごとくヨトウムシに食べ尽くされたのですが,これだけは奇跡的に生き残って,そろそろたべてもいいかな?というぐらいに育ちました。
もっと大きな株に育ててみたかったのですが,畑のどこかに潜んでいるヨトウムシに食べられちゃう前に食べちゃおう,って事になりました。
ちょっぴり苦くてオトナの味でした。
おいしかったです。ごちそうさま。
最近のコメント